これから婚活を始めようと考えている方、婚活を進めている方へ

“もっと早く始めていればよかった” 就活や投資の話ではありません。婚活の話です。40代から婚活を始める方の多くが口にするフレーズです。何よりも怖いと思うのは、「時間は元にもどせない」、どんどん過ぎていくという現実です。
そこで今回は、パートナーシップにおいて、お互いの距離を短期間で適切に縮めるために、意識しておきたいポイントを簡潔にお伝えします。
完璧主義から7割主義へ
パートナーとのご縁で苦戦している方の中には、「◯◯すべき」、「◯◯しなければならない」といった過去の経験をベースにした思い込みの強い方や完璧主義の方が少なくありません。この完璧主義が根底にあると、失敗したくない、傷つきたくないという無意識の想いに影響を受けて消極的になり、自分自身や他人に対しては厳しくなりがちです。それよりも7割・8割でOKと期待値を下げるだけで、自身の失敗だけでなく、相手の至らない点に対しても寛容になれるので余計なストレスが減ります。そもそも完璧な人なんてそういません。相手に寛容になることでご縁の幅は広がりますし、交際中であればご縁がどんどん深まります。
自分は、基本的な欲求をどのように満たしているか?満たしていないのか?
例えば、もし過去にお付き合いをした方がいて、お別れした後に、もう一度やり直したいと思ったことがあったとしたら、ご自身の欲求の満たし方にもう一工夫が必要だったのかもしれません。人間は人種・年齢・性別といった属性に関係なく、大きく分けて6つの心理的欲求を何らかの形で満たしたいと思っています。6つの欲求とは ①安心安全の欲求 ②ワクワクドキドキ変化の欲求 ③愛し愛されたいという絆の欲求 ④認められたい、尊敬されたいという承認の欲求、、、 ここまでが基本となる欲求です。この4つがバランス良く満たされると、⑤成長の欲求 ⑥貢献の欲求 も満たしたいと思う心の余裕が出てきます。 ほとんどの方が、無意識にこの6つのうちの2つ程度は何らかの方法で満たしていますが、自分の欲求を抑えて、パートナーの欲求を満たすことに囚われ過ぎたり、逆に自身の欲求をパートナーに満たしてもらうのが当たり前というスタンスになると、気づかないうちに、どちらかに不満が溜まり不仲のきっかけになる可能性があります。
イライラしたり、もやもやしている時、自分は今どの欲求が満たされていないのか?と意識してみるのもお勧めです。
自分のことを理解してもらうには、まず先に相手を理解する努力を
自分の想いを分かってくれないと、パートナーを責めてしまいたくなることはありませんか?そのような時は、なぜパートナーが自身の想いを分かろうとしないのか?今一度考えてみましょう。興味がないのか、何か他のこと(仕事や趣味)に夢中なのか、そこまで深刻に考えていないのか? そして、分からない時は、推測で判断せず直接聞いてみることです。「言わないでも分かってくれるだろう」というのは幻想です。例えば、「どうして欲しいのか」を伝えたり「何を考えているのか?」を直接聞いてみる、共感をベースに「疲れているように見えるけど大丈夫?」など感情面にアプローチをしてみましょう。コミュニケーションは潤滑油にもなれば、火に注ぐ油にもなります。後者となるケースのほとんどが、相手の気持ちを無視して自分のことを分かってもらおうとする、不適切なコミュニケーションが積もりに積もった時なのです。
2022年7月号掲載
市民結婚相談所 IBJ日本結婚相談所連盟正規加盟店
SunRiseコミュニケーション代表
国家資格キャリアコンサルタント
松田 竹雄