• 千葉NT情報をより早くお届けします

2025/01/14_終活~何から手をつければよいのか~

第44回 相続と終活の相談室

「終活」という言葉を耳にしても、いざ自分のこととなると
何から手をつければよいのか分からない──そう感じている方は本当に多いです。

結論から言えば、**終活は“特別な準備”ではなく、“これからを安心して生きるための整理”**です。
ですから、難しいことや急ぐことは何もありません。

ここでは、迷っているご高齢の方にまずおすすめしたい終活を、やさしくお伝えします。


まずは「自分の気持ち」を整理すること

終活というと、財産の話や難しい手続きのことを想像しがちですが、実はそうではありません。
終活の第一歩は、とても身近なところにあります。

それは、「自分はこれから、どう生きていきたいか」を、静かに考えてみることです。

・これからも、どんな毎日を送りたいか
・もし病気になったら、どんな治療を望むか
・最期の時間は、どこで過ごしたいか

はっきり決められなくてもかまいません。
ノートに少し書いてみる、心の中で思い浮かべてみる、それだけで十分です。
自分の気持ちを大切にすることが、終活の土台になります。


身の回りの「情報」をまとめておく

次におすすめしたいのは、身の回りの情報を少し整理しておくことです。
これは、自分のためでもあり、家族のためでもあります。

たとえば、
・健康保険証や年金のこと
・かかりつけの病院や、飲んでいる薬
・銀行や保険がどこにあるか

すべてをきちんとまとめる必要はありません。
「ここを見れば分かるよ」と伝えられる場所があるだけで、家族は安心します。

元気なうちは気づきにくいものですが、いざという時、周りの人は本当に困ってしまいます。
今のうちに少しだけ整えておくことが、思いやりにつながります。


できる範囲で「物の整理」をする

体力や気力がある今だからこそ、少しずつ取り組める終活があります。
それが、身の回りの物の整理です。

長年使っていない物、思い出はあるけれど今は使わない物。
「いつか使うかもしれない」と思いながら、そのままになっていませんか。

一度に片づける必要はありません。
今日は引き出し一つ、明日は棚の一段だけ。それで十分です。

大切な物には、「これは残してほしい」と一言添えておくと、気持ちも伝わります。
物を整理することは、心を整理することでもあります。


家族と少しだけ話してみる

終活は、一人で抱え込むものではありません。
家族と、ほんの少し話してみることも、大切な終活です。

「最近、こんなことを考えていてね」
それだけでも構いません。

きちんと決めなくても、答えが出なくても大丈夫です。
気持ちを共有することが、家族の安心につながります。

話すことで、自分の考えも自然と整理されていきます。


終活は「終わりの準備」ではありません

終活は、人生の終わりを急ぐためのものではありません。
これからの時間を、より自分らしく、安心して生きるための準備です。

今だからこそ、考えられること。
今だからこそ、伝えられること。
今だからこそ、少しずつ整えられることがあります。

「何をすればいいか分からない」と感じている方ほど、始めどきは“今”です。
大きな一歩でなくてかまいません。
小さな一歩が、これからの安心につながっていきます。

その一歩を、今日から始めてみませんか。

行政書士 家族信託専門士 中家 好洋

 下記は弊所のホームページです。https://www.yyynakaie.com/

行政書士

     家族信託専門士 中家 好洋

エンディングノート・終活の手引き等資料 プレゼント 0120-47-3307 へ連絡ください。

PAGE TOP