• 千葉NT情報をより早くお届けします

2026/02/16_終活は、元気な今だからできる「暮らしの準備」です

第49回 相続と終活の相談室

「もっと早く話しておけばよかったですね」
これは、相続や終活のご相談の場で、ご家族の方が静かに口にされた言葉です。責めるような口調ではありません。ただ、少しの後悔がにじんでいました。

一方で、「元気なうちに聞いておいて、本当によかったです」と、ほっとした表情を見せてくださる方もいらっしゃいます。
同じ“終活”でも、その始めどきによって、感じ方はずいぶん違ってくるのだと、私は日々実感しています。

「終活」という言葉を聞くと、どうしても重たい印象を持たれがちです。
「まだ早い」「考えるのはもう少し先でいい」「縁起でもない」。
そう思われるのも、無理はありません。

しかし、相続や終活の相談室を運営する行政書士としてお伝えしたいのは、終活とは人生の終わりの準備ではなく、これからの暮らしを安心して過ごすための準備だということです。何かを終わらせる作業ではありません。むしろ、これから先を整えるためのものなのです。

相談に来られる方の多くは、「特別なことは何もしていません」「何も決めていません」とおっしゃいます。でも、それは決して珍しいことではありません。多くの方が、きっかけがないまま時間だけが過ぎている、ただそれだけなのです。

終活というと、「遺言書を書く」「財産を整理する」といった話を思い浮かべる方も多いでしょう。ですが、最初からそんなに難しく考える必要はありません。
「もし自分に何かあったら、誰に連絡してほしいだろう」
「治療や介護について、家族に伝えておきたいことはあるだろうか」
そんな小さな問いかけからで十分です。

60代、70代は、まだまだお元気な方が多い年代です。趣味を楽しみ、友人と出かけ、日々の暮らしを大切にされている方もたくさんいらっしゃいます。だからこそ、体力も気力もある今のうちに、無理のない形で備えることができます。調子を崩してからでは、考えたくても考えられない、ということも少なくありません。

終活は、「やらなければならない義務」ではありません。
「家族のために何かしておかなければ」という重荷でもありません。
自分自身が、これから先を少し安心して過ごすための、前向きな準備なのです。

このコラムでは、これから何回かにわたり、終活についてお話ししていきます。難しい法律の話や専門用語はできるだけ使わず、日々の暮らしの中で「そういえば…」と思い出していただけるような内容をお伝えしていくつもりです。

「まだ大丈夫」と思える今こそが、実は一番始めやすい時期なのかもしれません。
この連載が、皆さんにとって終活を考える小さなきっかけとなり、これからの毎日を少し安心して過ごすための助けになれば幸いです。

下記は弊所のホームページです。

https://www.yyynakaie.com

エンディングノート・終活の手引き等資料 プレゼント 0120-47-3307 へ連絡ください。

行政書士 家族信託専門士 中家 好洋

行政書士

     家族信託専門士 中家 好洋

 下記は弊所のホームページです。https://www.yyynakaie.com/

エンディングノート・終活の手引き等資料 プレゼント 0120-47-3307 へ連絡ください。

PAGE TOP