• 千葉NT情報をより早くお届けします

2026/02/17_いんざいの生きもの紹介

第二十一回「鶯色ってどんな色?」

NHKの朝のドラマ「ばけばけ」に鶯だという鳥が登場しました。小泉八雲をモデルとしたヘブン先生を慕う知事の娘が、日本好きのヘブン先生の気を引こうと鶯をプレゼントしたのです。オスだから鳴くはず、比べるメスがいないのに大きいからオスとなんで言えるんだと言いあう登場人物に、新聞記者が「これはメジロだけえ鳴かん」と言って、目のまわりを白く強調していた鳥の正体が明らかになります。新聞記者は、メジロをウグイスととり違えて鶯色としたのが間違いの元と説明もしてくれます。鶯餅も花札の梅に鶯のウグイスもメジロ色なのでした。ちなみにメジロは梅や椿のつぼみを食べるのが好きなのです。

202602_①ウグイス

実際のウグイスはというと、写真にあるように、目立たない茶色が混じった薄緑色。つぶらな瞳がかわいい鳥です。美しい谷渡りのさえずりは、縄張りを宣言しています。春告鳥と言いますが、美しく鳴くのは繁殖期のオスだけで、藪の中から「ジャ、ジャ」とか「ジッ、ジッ」と聞こえてくるのが、地鳴きと呼ばれる普段の声です。

里山の斜面林が農業の衰退で手入れされなくなると、竹やアズマネザサなどが茂って、藪が増えます。ウグイスは、タケやシノダケの藪に巣をつくる(写真は、当会の活動の中で見つけた子育ての終わった巣です。巣は毎年新しく作られます)ので、安全に子育てする場所が増えました。そのせいか、昔に比べて、ウグイスが増えたと言われています。そういえば、ウグイスの巣に托卵するホトトギスも増えているのでしょうか。

202602_②メジロ
202602_③ウグイスの巣

里山の斜面林が農業の衰退で手入れされなくなると、竹やアズマネザサなどが茂って、藪が増えます。ウグイスは、タケやシノダケの藪に巣をつくる(写真は、当会の活動の中で見つけた子育ての終わった巣です。巣は毎年新しく作られます)ので、安全に子育てする場所が増えました。そのせいか、昔に比べて、ウグイスが増えたと言われています。そういえば、ウグイスの巣に托卵するホトトギスも増えているのでしょうか。

NPO法人 亀成川を愛する会 理事長 森林インストラクター 

小山尚子

写真提供 亀成川を愛する会

  • ウグイス
  • メジロ
  • ウグイスの巣2025.08 @下池北土手                              
PAGE TOP