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2025.08.15_特集 今、データセンターを考える その2

小紙は6月号にて、「突如、判明したデータセンター建設計画」と題し、4月3日、千葉ニュータウン中央駅北口から徒歩5分の敷地内(約1万平方メートル)に「データセンターを建設する」旨の開発事業公開板(標識板)が掲示され、地上6階、塔屋1階、延床面積 約30,500平方メートル、高さ52.7mのデータセンター建設が明らかになったこと、このデータセンターは東側に隣接するマンション(15階建て、高さ約45m)を上回り、窓もない箱のような無機質な異様な高さの建物が建設されることになり、近隣住民の住環境に与える懸念と、建設に異議を表明する「タウンセンター地区の活用について考える会の設立をお伝えした。

 建設計画が判明してから数か月、以下は7月末時点の続報です。

「タウンセンター地区の活用について考える会」は、7月27日(日)、「コスモスパレットⅡ 芸術ホール(千葉ニュータウン中央駅南口)」にて住民が問題視している中央駅北口至近でのデータセンター建設計画に関するこれまでの経緯についての説明会を開催、過去数か月の調査で判明した、建設計画に至るまでの経緯やその問題点、建設を計画している事業者や印西市等行政とのやりとりについて説明した。建設計画の何が問題なのか、考える会が望むことを多くの住民に知ってもらうことを目的としている。

説明会には県議会議員、印西市・白井市議会議員、小倉台小学校父母教職員の会、各自治会・町内会関係者も含め276名が参加、定員300名の芸術ホールがほぼ満席となった。

印西市タウンセンター地区

タウンセンター地区とは、北総鉄道「千葉ニュータウン中央駅」周辺の約30haの区域を指し、千葉ニュータウン全体の中心として、商業や文化、人と人との交流機能が集積する都市型市街地の形成を目指している。駅前には商業施設やオフィスビル、公共施設などが配置され、周辺には住宅地や公園も広がっている。

タウンセンター地区の活用について考える会の説明

1.会は、以下のようなスタンスで活動を進めている。

  • データセンター建設自体に反対しているわけではありません。
  • 駅前エリアに乱立してしまうことには反対です。
  • 印西市は、このままでは、建設は止められないとの見解を示していますが、この計画が認められると、タウンセンター地区への建設の前例ができてしまいます。
  • わたしたちは、 行政に対して適切な地区分けを、事業者に対しては適切な地区での建築計画の再検討を求めます。

2.住環境に与える影響を懸念

  • データセンターはいまだに事務所扱いですが、日々進化する現在のデータセンターの実態は工場に近い。24時間・365日稼働による、冷却ファンからの排熱・騒音やサーバーからの低周波騒音、更には電磁波、電波障害、ペットの健康被害等の発生。
  • 停電時対策として非常用発電機(ガスタービン)の設置で、発電機用の大量の重油貯蔵設備(数十万リットル)が必要となり、重油を運ぶタンクローリーの往来や定期的な試運転にともなう騒音の影響も発生する。



タウンセンター地区に建つデータセンターに異議

千葉N T中央駅から概ね徒歩10分圏内のタウンセンター地区には、多くのマンションや住宅が立ち並らんでいる。千葉ニュータウン中央駅北口から徒歩5分の敷地に計画されているデータセンターは、「Colt印西データセンター5」(以下、コルト印西5)、印西5からお分かりのように事業者であるコルト社はすでに4つのデータセンターを印西市内に建立している。1〜4は大塚オフィスエリアにあり、すでに稼働している。今回、コルト印西5に関して住民運動が起こったのは、近接の2つのマンション、ヴェレーナシティ千葉ニュータウン中央アリーナ(以下、ヴェレーナ)と千葉ニュータウンアビック21(以下、アビック)の住民に対して事前の通知がなく、4月3日に突然、開発事業公開板(標識板)の掲示で発覚したことによる。

「タウンセンターの活用を考える会」のヴェレーナマンション管理組合 武田理事長は、「計画されているコルト印西5は、隣接にヴェレーナ(176世帯500名)があり、道路を挟んで北側にアビック(384世帯800名)、駅前にサンクタス(409世帯1100名)合計900世帯以上2500名弱が暮らしている。活動のきっかけでもあるのですが、ヴェレーナのマンションの住民から『何が起きているの?』という相談をもらうところから始まりました。あまりにも声が多いので、緊急理事会を開き近隣のマンションとも連携をして市民団体『活用について考える会』を発足しました。また、印西市内には180の自治会町内会があり、自治会連合会長との連絡をとりながら、町内会、自治会、P T Aその他皆さんの連携が広がっています。いろいろな立場の方がいて、いろいろな意見がありますが、少なくとも私がお会いした中で駅前にデータセンターができることに一人も賛成という方はいませんでした。一方で、次はどこ?私たち3つのマンションだけの問題じゃないと思っています。地図2の斜線のところは住宅ではありません。コルト印西5ができるということは6、7ができてもおかしくない、コルト印西5が建ってしまうと前例になってしまう。こういった危機感を持っています。斜線のところは、今、建物は立っていないが、ちょっと人の入りが悪いからここは壊そうとなった場合に次にデータセンターができてしまうという様な危機感を持って活動しています。反対活動というとどうしても過激なイメージになってしまうが、やはり声を上げないと伝わらない、そのまま進んでしまうと子供達にとっても住み良い街でなくなってしまう、環境を守れないのではと危惧しています。しかし、私たちは対立ではなく、対話を願っています。データセンター建設自体に反対しているわけではありません。駅前エリアに乱立してしまうことに反対なのです。」

「駅前ど真ん中のデータセンター建設計画、撤回を!」署名活動開始

署名活動は、紙署名とオンラインで行い、千葉NT中央駅前7月29日(火)~8月3日(日) 17時~20時/イオン スタバ前7月30日(水)、8月2日(土)、8月3日(日)13時~16時/骨董市8月2日(土)9時~11時で実施した。8月3日現在すべて集計できてないが、オンライン署名のみで2100名を超え、紙署名を含めると3000名は超えると予測している。引き続き9月30日までSNSでも開催日時等の案内を実施し、署名活動を継続する。

当面の目標を12,000名としている。

タウンセンター地区の活用について考える会H P

https://linktr.ee/towncenter20250403

駅前ど真ん中のデータセンター建設計画、撤回を!オンライン署名https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc-jQGjVezgBvgfoJBujONDdiHe5JUIrMW9n1SA7NUBSGpRWA/viewform

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