千葉NT中央駅前データセンター新築工事説明会が開催されるが・・・
9月15日、事業者側主催の説明会が開催された。隣接しているマンション、ヴェレーナシティ千葉ニュータウン中央アリーナ(以下、ヴェレーナ)の住民を中心として、100名を超える住民が参加した。4月3日に当該敷地内に開発事業公開板(標識板)が掲示されて以降半年間、ヴェレーナの住民を中心とした「タウンセンター地区の活用について考える会(以下、考える会)」の発足・署名活動などを通して、関心の高さが伺える参加人数となったが、実際は、住民の疑問に回答しようとする姿勢は殆ど見られず、事前に「考える会」が提出した質問は勿論、質疑についても回答を準備していない、避けるような対応が数多くあった。また、住民より、説明会の体をなしていないので再度の説明会を求めたが、明確な回答はなかった。
「考える会」代表の武田淳一さんは説明会出席後「7月5日に説明会を開催した際は、開催案内をヴェレーナ住民に個別に速達で送ってきました。これに反発し、参加者は4名でした。これでは説明会の体をなしていないということで、印西市の指導を経て今回の説明会を開催したという経緯があるので、体裁を整えるためであろうことが透けて見え、のらろくらり躱(かわ)そうと、内容は不誠実なものばかりでした。」と話した。
この説明会は事業者側から説明結果報告書が印西市に提出されるが、「考える会」が印西市に懸念を伝えている関係で印西市としては、住民側が作った議事録を参考に受け取る意向を示していのるで、双方照らし合わせて検証して貰えることが望ましいところだ。
2025.06.16_特集 今、データセンターを考える その1